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携帯デジカメレンズのラーガン、上半期97%の大幅増益


ニュース 電子 作成日:2010年8月19日_記事番号:T00024756

携帯デジカメレンズのラーガン、上半期97%の大幅増益

 
 携帯電話に搭載されるデジタルカメラ用レンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の今年上半期の連結売上高は、前年同期比67.8%増の49億8,900万台湾元(約1,340億円)、純利益は同97%増の16億9,600万元で大幅成長となった。アップルの「iPhone 4」をはじめとするスマートフォン向けの受注好調が要因だ。19日付工商時報などが伝えた。
 
 陳世卿同社董事長は18日の業績説明会で、第3四半期の見通しについて、現在の受注状況からみて、単月過去最高売上高を記録した7月(10億5,700万元)に続き、8~9月も10億元以上の売上水準を維持すると指摘した。

 なお、第2四半期の売上高に占める製品比率は300万画素デジカメレンズが40%、200万画素と500万画素がそれぞれ20%だった。第3四半期は、iPhone4向け出荷が拡大していることから、500万画素レンズの出荷量が300万画素レンズを超え、平均販売単価(ASP)が第2四半期を上回る見通しだ。