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エイサーのタブレットPC発売、来年Q1に延期か


ニュース 電子 作成日:2010年8月19日_記事番号:T00024757

エイサーのタブレットPC発売、来年Q1に延期か

 
 19日付電子時報によると、今年第4四半期にグーグル・アンドロイドOS(基本ソフト)搭載のタブレット型パソコンを発売し、アップルのiPadに対抗するとみられていた宏碁(エイサー)は、同製品の発売を来年第1四半期に延期する見通しだ。グーグルによるアンドロイドの次バージョン「3.0」の提供開始が第4四半期とみられることが延期の要因のようだ。

 エイサー内部では、iPad以外のタブレットPCで、年内に発売されるのはWindows 7(ウインドウズセブン)搭載機種のみとみている。同OSのタブレットPCへの搭載はそれほど困難ではなく、これまでに大手および中堅ブランドが相次いでモデル製品を発表している。しかし業界では、インテルの「x86」プロセッサを搭載したタブレットPCはバッテリーの持続時間や使用感などに不満が多く出ており、エイサーも「この製品がユーザーをワクワクさせることはない」と否定的だ。

 エイサーはまた、インテルとノキアが支援するLinuxベースのモバイル向けOS「MeeGo」搭載のタブレットPCも開発しているが、発売時期は未定だ。