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中国人留学生受け入れ三法、立法院で成立


ニュース 社会 作成日:2010年8月20日_記事番号:T00024766

中国人留学生受け入れ三法、立法院で成立

 
 中国人留学生の受け入れに向け、立法院は19日、関連三法(両岸人民関係条例、大学法、専科学校法)の改正案を可決した。20日付中国時報が伝えた。

 今回の改正により、中国での学歴が承認され、中国人の台湾留学が開放される。ただ、中国人留学生は安全保障にかかわる学部、研究所に在籍できないほか、国家試験を受験できないことが明文化された。また、中国での医学関連の学歴は承認対象から除外された。

 中国人留学生の受け入れは、李登輝政権時代から15年にわたる議論の末、関連法案がようやく成立した。今後中台間での協議を経て、修士課程と博士課程は来年春から、学部生は来年秋から募集が始まる見込みだ。中国人学生の募集枠、応募資格などについては、教育部が定め、行政院が認可する形を取る。  立法院はまた、中国人学生が留学中に就労することを禁止する附帯決議も行った。