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今後10年の核心24業種、経済部が提示


ニュース その他分野 作成日:2010年8月20日_記事番号:T00024768

今後10年の核心24業種、経済部が提示

 
 経済部は19日、全国工業発展会議を開き、6大シンクタンクに依頼してまとめた今後10年間の核心産業24業種を提示した。対象には新興産業から、▽グリーンエネルギー▽医療介護▽スマートライフ▽バイオテクノロジー▽スマートロボット▽フレキシブルディスプレイ▽電気自動車▽第4世代(4G)移動通信──が選ばれた。20日付聯合報が伝えた。

 また、製造業からは、▽基本金属▽機械設備▽交通用具▽石油化学▽半導体▽平面ディスプレイ▽紡織▽通信▽先進電子材料▽先進医療器材▽カーエレクトロニクス──が対象となった。このほか、ソフトパワー産業からは、▽デジタルコンテンツ▽情報サービス▽文化創意・デザイン▽食品▽流通サービス──が選ばれた。

 同会議は3年ごとに経済部主催で開かれているもので、今回は「2020年の台湾の産業構造の調整方向と戦略」が議題となった。

 会議では、▽政府はエネルギー消費量や二酸化炭素排出量が多い企業の工場新規設置や拡張の申請受け付けを停止すべき▽エネルギー消費効率が低い工場への指導と必要に応じた強制措置を講じる──などの点で一致し、エネルギーを浪費する企業を段階的に淘汰(とうた)していく政策方針が示された。