ニュース 建設 作成日:2010年8月20日_記事番号:T00024775
住宅専門誌「住展雑誌」が19日発表した統計によると、大きな買い物には縁起が悪いとされる「鬼月」(旧暦7月、今年は8月10日~9月7日)明けの不動産キャンペーン期間「928檔期」(9月15日~10月30日)に、北部都市部で発売される新規住宅物件は合計で1,084億台湾元(約2,900億円)で、過去5年で最低の水準となる見込みだ。昨年比では426億元(28%)減少する見通し。20日付聯合報が伝えた。
同誌の倪子仁研発長は、「928檔期」が期待できない理由として「中央銀行の住宅ローン引き締め政策の影響や、一部物件が鬼月より前に前倒しで発売されたこと」を挙げた。また、5直轄市長選挙を11月末に控え、業者が慎重になっていることも挙げた。
ただ一方で、鬼月中に投入される新規住宅物件は過去最高の1,500億元規模に上るため、鬼月と「928檔期」を合わせると相殺され、通年では予想通り6,800億~7,000億元規模を維持する見込みだ。
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