ニュース 電子 作成日:2010年8月20日_記事番号:T00024790
20日付経済日報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のグラフィックチップ(GPU)大口顧客、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、開発を進めている28ナノメートル製造プロセス製品を、来年初頭からグローバルファウンドリーズ(GF)にも発注し、TSMCの先進プロセスにおける市場シェアが脅かされるとの観測が業界で出ている。
GFは昨年8月にSTマイクロエレクトロニクスの45ナノ以降プロセス、今年年初にはクアルコムの45ナノ、28ナノ製品と、いずれもTSMCの重要顧客から先進プロセスの受注を獲得している。
なおTSMCの計画によると、今年1月に試験生産に入った28ナノプロセスは、9月に高速プロセス導入、来年上半期から全面的なサービスが提供可能となる。GFは来年初めに試験生産を行い、早くても来年下半期に生産を開始する予定だ。
一方、AMDが第4四半期に発売予定の40ナノGPUは、TSMCが受託生産する。
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