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国際収支、7四半期期連続で黒字


ニュース その他分野 作成日:2010年8月23日_記事番号:T00024797

国際収支、7四半期期連続で黒字

 
 中央銀行が20日発表した2010年第2四半期の国際収支は153億8,000万米ドルの黒字となった。黒字は7四半期連続。経常収支は105億5,900万米ドルの黒字、投資収支は59億1,400万米ドルの黒字となった。21日付工商時報が伝えた。

 経常収支の黒字額は前年同期比で2億7,000万米ドル増加した。中銀経済研究処の陳一端副処長はこの理由ついて、経常収支を構成する商品貿易と所得収支の黒字拡大を挙げた。商品輸出は、世界的な景気回復による需要増加に加えて比較対象の前年第2四半期の数値が低かったことから、前年同期比50.4%の成長となった。一方、サービス収支の黒字幅は縮小、経常移転収支の赤字幅は拡大した。

 また投資収支は、台湾からの直接投資による純流出は21億5,000万米ドル、証券投資は76億米ドルだった。対外証券投資額は87億7,000万米ドルの純流出で、前季比で35億2,000万米ドル増加した。一方、非居住者による証券投資は11億7,000万米ドルの純流入となった。