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三陽工業の内湖工場跡地、再開発に年内着手


ニュース 建設 作成日:2010年8月23日_記事番号:T00024807

三陽工業の内湖工場跡地、再開発に年内着手

 
 バイク大手の三陽工業(SYM)は20日、台北市内湖区の工場跡(面積約1万1,238坪)の再開発計画で、台北市都市発展局の建設許可を取得したことを明らかにした。21日付工商時報が伝えた。

 同社は工場跡地に年内にも地上11~16階、地下2~3階のオフィスビル5棟を着工する。工期は約3年を見込む。延べ床面積は6万4,234坪で、物件総額は100億台湾元(約268億円)を超える見通しだ。同跡地の基準容積率は300%、法定建ぺい率は55%となっている。

 同社はオフィスビル5棟のうち、1棟を自社で使用するほか、4棟は売却または賃貸する。同社内湖工場はバイク部品の生産を行っていたが、2000年に新竹県新豊郷に移転。2008年に美孚建設との間で、オフィスビルを共同で建設することに合意した。建設後のオフィスビルは、三陽工業が46%の権益を取得する。