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7月の失業率5.2%、卒業シーズンで異例の横ばい【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024824

7月の失業率5.2%、卒業シーズンで異例の横ばい【図】

 
 行政院主計処が23日発表した7月の失業率は5.2%(季節調整後は5.17%)で、前月比0.04ポイント上昇した。7月は大学・専科学校などの卒業シーズン直後で、例年失業率が一定程度上昇するが、今年は景気回復を受けて、7月としては過去最小の上昇幅となった。就業者数も前月比0.52%増、前年同月比2.72%増の1,053万8,000人で、前月に続いて過去最高を更新した。24日付工商時報が伝えた。
 
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 7月の失業率がほぼ横ばいを維持できた要因について主計処は、製造業での需要好調による就業者の増加、中国人観光客の増加によりホテル・飲食業界への就業者数が過去最高の73万1,000人に達したことを挙げた。

 主計処第四局の劉天賜副局長は、政府の雇用促進政策の効果も強調した。同政策による就業者を差し引くと、7月の失業率は5.63%に上昇するという。

 7月はまた、女性の労働参加率が50.25%に達し、初めて50%を超えた。