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台北県初の5つ星観光ホテル、凱撒大飯店がBOT契約【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024833

台北県初の5つ星観光ホテル、凱撒大飯店がBOT契約【表】

 
 凱撒大飯店(シーザーパーク・ホテル)を中心とする企業連盟「大盟開発公司」は23日、台北県(来年1月より新北市)初の5つ星クラスの大型観光ホテルを、台湾鉄路(台鉄)板橋駅周辺の新板橋駅特定専用区(新板特区)にBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設する契約を台北県政府と結んだ。24日付経済日報などが報じた。
 

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 同計画では、9,240平方メートルの敷地に、28階建て、客室数492の大型ホテル「新板凱撒飯店(仮称)」と、23階建ての多機能ビジネスセンター、および3階建てのショッピングセンターを建設し、2013年に営業を開始する。各施設には期間50年の地上権が設定される。投資額は50億台湾元(約133億円)。

 凱撒大飯店の林鴻道董事長は、同ホテルは通年で平均客室単価5,000元以上を維持し、年10億元の売上高を見込むと表明。中国人観光客による今後の商機拡大に期待感を示した。

 林董事長はまた、樺福建設と共同で行政機関のオフィスビルBOTに参入する台鉄万華駅と台北市信義区の広慈博愛園でも、それぞれ大型観光ホテルを建設する計画を明らかにした。「新板凱撒飯店」を含め総投資額は100億元で、すべて5年以内の営業開始を見込む。