ニュース その他製造 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024836
聯華電子(UMC)は23日、子会社の聯電新投資事業公司がシリコン系太陽電池メーカー、聯景光電の株式2,400万株を買い増したと発表した。取得総額は3億6,000万台湾元(約9億6,000万円)で、UMCの持ち株比率は60%(7,200万株)となった。今後聯景光電は、薄膜太陽電池の聯相光電(ネクスパワー)に対し、多結晶シリコン(ポリシリコン)太陽電池の主力としてUMCの太陽電池事業における中核的な役割を担うとみられる。24日付工商時報が伝えた。
UMC出資の泓昌光電を前身とし、董事長は洪嘉聡・UMC董事長が兼任する聯景光電は、生産能力増強と技術開発のスピードを上げるため、益通光能(イートン・ソーラー)前総経理の郭俊華氏を総経理として招へい。今年6月の操業開始以降、平均変換効率は多結晶シリコンで16.4%、単結晶シリコンで17.8%を超えた。生産能力は現在120メガワット(MW)で、来年400MW、2012年に1ギガワット(GW)へと段階的に拡充する計画だ。
またUMCはこのほど、4億8,000万元を投じ新会社の聯頴光電を設立した。同日付経済日報によると、今後同社はガリウムひ素(GaAs)ウエハーの受託生産事業を担う計画だ。
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