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シャープ、台湾企業への太陽電池発注を拡大


ニュース その他製造 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024837

シャープ、台湾企業への太陽電池発注を拡大

 
 シャープはこのほど、台湾企業に対する太陽電池の生産委託を拡大し、昱晶能源(ジンテック・エナジー)、新日光能源(ネオソーラーパワー)に対する発注を増やしたほか、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の旺能光電(デルソーラー)の呉江工場(中国江蘇省)への発注も開始した。24日付経済日報が伝えた。

 シャープは、円高を背景として、今年から開始した台湾企業との協力を中国にも拡大した格好だ。シャープは今年の外部への生産委託比率を15%、180メガワット(MW)としていたが、業界関係者は予想を上回る円高進行で、既に同比率が15%を超えているとみている。

 ジンテックやネオソーラーは受注の詳細は明らかにしていないものの、両社とも「日本からの発注が旺盛なのは確かで、年内いっぱいの受注見通しが立っており、フル稼働が続く見通しだ」と説明している。また、デルソーラー呉江工場からの出荷は9月にも始まる予定だ。同社は呉江工場の年産能力を年末までに400MWまで増強する。