ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024838
明基友達集団傘下の偏光板メーカー、明基材料(BenQマテリアルズ)と中国自動車大手、奇瑞汽車(チェリー)は23日、中国に自動車用リチウムイオン電池の分離膜メーカーを合弁で設立すると発表した。台湾系として初の同分野参入となる。24日付経済日報が伝えた。
合弁会社の投資額は8,000万人民元(約10億円)で、双方の折半出資となる。2011年から安徽省の蕪湖高新技術開発区に工場を建設、研究・開発と試験生産を経て、12年には量産に入る予定だ。
業界関係者によると、分離膜は日米メーカーによる独占状態だが、自動車用リチウムイオン電池に占めるコスト比重は20~25%と、正極材35~40%に次ぐ高さだ。明基材料の王勝興財務長(CFO)は、粗利益率50~70%を見込んでおり、中国自動車市場で6位メーカーの奇瑞からの大規模な需要を好感して提携を決めたと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722