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AUOの太陽電池生産能力、3拠点で500MW


ニュース その他製造 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024839

AUOの太陽電池生産能力、3拠点で500MW

 
 太陽電池事業の展開を拡大中の友達光電(AUO)は、台中、天津、チェコの3拠点における太陽電池モジュールの生産能力が年内に年産500メガワット(MW)に達する見通しだ。24日付経済日報が消息筋の話として伝えた。

 AUOは増産目標を相次いで上方修正しており、最近は生産能力を同2,000MWまで拡大する意向を示している。これは台湾の業界最大手、茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)の同1,000MWの2倍に達する量となる。

 業界関係者は「AUOは当初、川上のシリコンウエハー生産と川下のプロジェクト統合事業に参入していただけだったが、現在は中間の太陽電池、太陽電池電池モジュールにも全面参入し、完全な産業統合を目指している」と指摘した。

 AUOは同日、多結晶太陽電池モジュール「エコデュオPM220P00」を発表した。同製品は世界で初めて、スイスの審査登録機関SGSによるカーボンフットプリント認証を取得した太陽電池モジュール商品だ。