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エイサー、中国PC企業の買収を検討


ニュース 電子 作成日:2007年9月5日_記事番号:T00002484

エイサー、中国PC企業の買収を検討


  宏碁(エイサー)の王振堂董事長は英フィナンシャル・タイムズ(FT)の取材に対し、「9カ月から1年以内に、買収によって中国市場でのシェアを拡大させる可能性がある」と語り、中国パソコン(PC)企業の買収を検討していることを明らかにした。5日付経済日報が報じた。

 米ゲートウェイの買収によってエイサーは中国の聯想集団(レノボ)を抜いて世界3位のPCメーカーとなるが、聯想に対するリード幅はわずか1ポイントに満たない。また、今年第2四半期、中国市場での同社の出荷台数の伸びは40%に届かず、市場シェアは8位としている。欧州首位の地位を固め、北米市場の開拓に一定の成果を出した後に、中国に注力したい考えだ。

 市場では、買収が考えられる対象として、方正科技(ファウンダー)やTCLなどの名前が挙がっている。しかし、TCLに関してあ、両社ともにゲートウェイの買収前に否定している。