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LEDテレビ浸透率、「来年は倍に成長」


ニュース 家電 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024842

LEDテレビ浸透率、「来年は倍に成長」

 
 最近、液晶パネル価格の下落が続く中、パネル産業の景気動向が発光ダイオード(LED)メーカーの受注状況に影響を与えるのではないかとの懸念が高まっているが、蘇峰正・隆達電子(レクスター)総経理および周銘俊・晶元光電(エピスター)総経理の大手LEDメーカートップはともに、バックライトにLEDを採用した液晶テレビの市場浸透率は来年、今年の2倍に拡大すると楽観見通しを示した。24日付工商時報が報じた。

 レクスターの蘇総経理によると、LEDテレビ販売に強気な姿勢を示していたサムスン電子で上半期に在庫が膨らんだほか、小売業者も冷陰極蛍光ランプ(CCFL)テレビの在庫消化を進めていることから、現在、川下のLED需要には陰りが見えるという。しかし蘇総経理は、大手パネルメーカーは新機種すべてで全面的にLED製品を採用しているとして、LEDテレビの市場浸透率は今年25%、来年は50%まで拡大するとの予測を示した

 一方、エピスターの周総経理も「LEDテレビが主流となる趨勢(すうせい)は変わらない」として、「サムスンが出荷量を下方修正した影響で来年の浸透率は従来予想の『50%以上』から『40~50%』に引き下げたが、今年予想される20%からは倍に拡大する」と語った。