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最も怖い心霊スポット、嘉義県「民雄鬼屋」が1位【表】


ニュース 社会 作成日:2010年8月25日_記事番号:T00024852

最も怖い心霊スポット、嘉義県「民雄鬼屋」が1位【表】

  
 あの世の門が開き、霊(鬼)がこの世に帰ってくるとされる旧暦7月(今年は8月10日~9月7日)を迎えた今月、総合ランキングサイト「愛評網」は、最も怖い心霊スポットを選ぶ「恐怖指数100%お化け屋敷伝説」投票イベントを実施している。
 
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 現在も継続中のこの投票イベント、221票を集めて首位に立っているのは「民雄鬼屋(民雄の幽霊屋敷)」と呼ばれ恐れられている嘉義県民雄郷の古い民家だ。

 日本統治時代に建てられた赤レンガ造りのこの民家は、現在廃屋となって壁面にツタなどの樹木が絡み付き、「いかにも」という雰囲気を醸し出している。その上、この「民雄鬼屋」にまつわる怪談も伝えられている。

 その怪談とは、第二次世界大戦末期、この家の主は南方へと出征し、不幸にもかの地で命を落とした。その後、主の遺体が故郷に戻り、家の中に祭壇が設けられた。その夜、主の妻はお手伝いさんに遺体のお守りをするよう言いつけた。

 お手伝いさんはちょっと怖いなと思いながらも、遺体とともに夜を過ごしていたが、ふと壁に飾られた遺影を見ると、なんとその目が彼女を見つめているではないか。一気に怖さが増したお手伝いさんは、恐怖を克服するため、遺影を机に置き、その上に膝(ひざ)を抱えて座った。

 その後、ようやく気持ちが落ち着き、居眠りしかけたそのとき、お尻に敷いた遺影の中から2本の腕が…。

 翌朝、家人が祭壇のある部屋に入ると、主の遺体が机の上に座った格好で置かれており、棺桶の中にはお手伝いさんの姿があったという──。

 また、心霊スポット2位には202票で台北市の「辛亥隧道(辛亥トンネル)」が入っている。このトンネルにも、▽道路の真ん中に突然清掃のおばさんが現れる▽バイクで通行していると誰も乗せていないのに背後から「飛ばせ!」という声が聞こえる▽深夜にトンネルに入ったのに、出るときには夜が明けている──などの怪談が伝えられている。

 このほか、3位には勝手に地下室に運ばれると伝わる、中国文化大学(台北市)のエレベーターが続いた。

 猛暑が続く今年の夏、こうした場所を訪れてみて涼を取るのも一興か。