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ソニーのデジタル一眼レフ、台湾シェア40%目標


ニュース 家電 作成日:2010年8月25日_記事番号:T00024866

ソニーのデジタル一眼レフ、台湾シェア40%目標

 
 ソニー台湾は24日、世界最速のオートフォーカス(AF)追随10コマ/秒連写を実現したデジタル一眼レフカメラ(DSLR)「α55」、および姉妹機の「α33」を発表した。ソニー台湾の消費性電子産品行銷総部の松嶋忠信総経理は、「台湾DSLR市場で今年、シェア40%を狙う」と意欲を語った。25日付工商時報が伝えた。
 
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販売価格はレンズ付で「α55」が2万7,980元、「α33」が2万2,980元だ(ソニー提供)  
 
 同社によると、α55とα33はレンズ交換式デジタル一眼カメラとして、世界で初めて光を通す透過ミラーを搭載し、高速・高精度なAFを実現した。連続撮影速度はα55が10コマ/秒、α33は7コマ/秒だ。有効画素数はα55が約1,620万画素、α33は1,420万画素。また、α55には全地球測位システム(GPS)機能も搭載されている。台湾市場では10月上旬の発売予定だ。
 
 ソニーは今年の台湾DSLR市場規模について、当初予測の12万台から前年比75%増の14万台に上方修正している。同社は上半期に発売した世界最小・最軽量をうたった「NEX-5」「NEX-3」の販売も好調だ。今回の「α」シリーズ投入でさらなるシェア拡大を目指す。