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台湾ブランド初の3Dテレビ、サンポが発売へ


ニュース 家電 作成日:2010年8月25日_記事番号:T00024867

台湾ブランド初の3Dテレビ、サンポが発売へ

 
 家電大手の声宝(サンポ)は、台湾ブランド初となる3D(3次元)映像対応テレビを発売すると宣言した。サイズは58インチ、63インチの大画面となる予定。3Dテレビは、日韓ブランドが50インチ機種を12万9,000台湾元で販売しているが、サンポは63インチ機種を16万9,000元(約44万4,000円)に設定して対抗する構えだ。25日付電子時報が報じた。

 サンポは、今後主流となると見込む3Dテレビにプラズマディスプレイ(PDP)を採用し、600Hz駆動の高速表示を実現する。

 なお、電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチ(DIGITIMES Research)の予測によると、2010年の3Dテレビの世界市場全体での出荷台数は380万台となり、販売台数は年々増える見通しだ。

 またサンポは、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビで32、40、46、55インチ機種を投入し、地場メーカーで初めて全サイズを取りそろえる考えだ。これにより同社は、今年の薄型テレビ出荷目標10万台を達成し、そのうちLEDテレビの占める割合が20%まで拡大すると見込む。