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サーコムのフェムト基地局、ソフトバンクが採用か


ニュース 電子 作成日:2010年8月25日_記事番号:T00024869

サーコムのフェムト基地局、ソフトバンクが採用か

 
 ネットワーク関連機器メーカー、中磊電子(サーコム)の王煒総経理はこのほど、同社の家庭内基地局(フェムト基地局)設備が日米、フランスの移動通信事業者に採用されたことを明らかにした。この中にはソフトバンクモバイルも含まれるようだ。25日付電子時報が伝えた。

 同社は7月からフェムト基地局設備の量産に入り、年内に数十万台の出荷を見込んでいる。同社は台湾の同業メーカーが高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の端末や第3世代(3G)移動通信用ルーターなどに相次いで参入する中、すき間市場戦略で、2007年からフェムト基地局設備の開発に参入していた。

 サーコムは中国で中国移動通信(チャイナ・モバイル)などとも接触しており、中国独自の移動通信規格「TD-SCDMA」に対応したフェムト基地局設備の開発も視野に入れているもようだ。
 王総経理は「携帯電話キャリアによる調達は、下半期の業績改善の原動力になる」と語った。