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サファイア基板の合晶光電、上半期に黒字転換


ニュース 電子 作成日:2010年8月25日_記事番号:T00024875

サファイア基板の合晶光電、上半期に黒字転換

 
 太陽電池用シリコンウエハー大手、合晶科技(ウエハーワークス)傘下で、発光ダイオード(LED)の材料となるサファイア基板を生産する合晶光電(ウエハーワークス・オプトロニクス)は、LED応用製品の普及よる大幅な需要増に伴い、今年上半期に黒字転換を果たした。近い将来、株式店頭公開の申請も予定しており、合晶科技へのさらなる貢献が期待される。25日付工商時報が報じた。

 合晶光電はサファイア育成にキロポーラス(Kyropoulos)法を採用。月産能力は2インチウエハー換算で10万枚だ。なお同社の資本金2億7,000万台湾元(約7億円)のうち、合晶科技が75%を出資している。

 工商時報によると、サファイア基板はテレビや照明などLED製品市場の成長で需要が伸び、米大手メーカーでも生産拡充が追いつかないほどで、現在の価格は第2四半期の倍に高騰しているという。