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ノートPCのハイシーズン効果は低調=インベンテック董事長


ニュース 電子 作成日:2010年8月25日_記事番号:T00024879

ノートPCのハイシーズン効果は低調=インベンテック董事長

 
 ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は24日、下半期のノートPC市場の見通しについて「欧米市場で依然として在庫消化が課題となっている上、従来型製品は目新しさに欠け、消費者を引き付ける魅力に乏しい」として、ハイシーズンとなる下半期の出荷台数は、例年に比べ盛り上がりに欠ける恐れがあると述べた。その上で「業界では従来製品の枠を超えた新製品の開発を急ぐ必要がある」と指摘した。25日付電子時報が伝えた。

 一方で李董事長は、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCとタブレット型PC、電子ブックリーダーの3製品はハイシーズン効果が期待できると語った。

 同社が液晶モニター受託生産の冠捷科技(TPVテクノロジー)と合弁で設立した英冠達(TPV-インベンタ・テクノロジー)はAIOを主要製品としており、上半期に続き下半期も好調な業績が続くと予測している。また電子ブックリーダーは8~9月にかけて、自社開発したタブレットPCも間もなく少量で出荷を開始する予定だ。