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聚和国際の江蘇工場、リチウム電池電解液のライン増設


ニュース その他製造 作成日:2010年8月26日_記事番号:T00024896

聚和国際の江蘇工場、リチウム電池電解液のライン増設

 
 総合化学メーカー、聚和国際(台湾ホパックス・ケミカルズ)は中国のリチウム電池市場を好感し、江蘇省常熟市の生産拠点にリチウム電池用添加剤の生産ライン1本を増設する。設備投資額は1,400万米ドルで、来年初めに着工、早ければ2012年の量産開始を目指す。26日付経済日報が伝えた。

 同社は現在、高雄工場でリチウム電池用電池電解液の生産を行っているが、月産能力は200トンと少ない。

 電解液添加剤を含む同社の精密化学品事業の売上高は月3,000万台湾元(約7,900万円)程度で、売上高全体に占める割合は9~10%だ。証券会社は、常熟の生産ライン稼働により、この割合が大幅に拡大するとみている。