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泰山企業、中国の生産拡充に400万ドル


ニュース 食品 作成日:2010年8月26日_記事番号:T00024899

泰山企業、中国の生産拡充に400万ドル

 
 食品大手の泰山企業は25日、中国で400万米ドルの追加投資を行い、缶詰や冷凍食品、油脂などが主力の福建省漳州工場で生産ラインを増強すると発表した。26日蘋果日報が伝えた。

 同社は今年、華南地区でのシェア向上に取り組んでいる。上半期の同地区での売上高は前年同期比6割増と大幅成長した。漳州工場の生産拡充で、市場の需要に応える構えだ。

 同社はまた、アモイ市で展開しているデザートのチェーン店「仙草南路」を、現在の8店舗から年内に15店舗まで増やす計画だ。運営が安定すれば、中国のその他主要都市にも店舗網を広げる方針。

 一方、飲料大手の黒松は、蘇州市の飲料工場が依然黒字転換を果たしていないものの、中国での7月売上高が前年同月比で5割増加したことから、同国飲料市場の成長力を好感している。このため、台湾と文化が比較的似ている福建省で、工場の新設を検討中だ。