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新日光、世界最大規模の南科新工場に着工


ニュース その他製造 作成日:2010年8月26日_記事番号:T00024900

新日光、世界最大規模の南科新工場に着工

 
 太陽電池メーカー、新日光能源(ネオソーラーパワー)は25日、生産能力3.4ギガワットピーク(GWp)と単一工場としては世界最大の生産規模を予定する南部科学工業園区(南科)新工場の起工式を行った。林坤禧董事長は「3~4年をかけて段階的に設備を搬入する計画で、最終的に全社の生産能力は4.2GWpに拡大し、世界最大、または少なくとも3位以内のメーカーに成長する」との見通しを示した。26日付電子時報が伝えた。

 林董事長はまた、太陽電池およびその原料となるシリコンウエハーの需給がともにひっ迫し、価格が高騰していることについて、「既にピークに達しておりこれ以上は上昇しないが、下半期も需要旺盛のため高止まりが続く」と予測した。

 なお今年は業界全体が生産能力拡充に取り組んでおり、将来的な供給過剰の懸念も浮上しているが、林董事長は「どの産業にも供給過剰の懸念はある」と述べた上で、「より重要なのは競争力が十分かどうかであり、当社には絶対的な自信がある」と強気の姿勢を示した。