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外国人労働者の雇用上限、業種別5段階に拡大へ


ニュース その他分野 作成日:2010年8月27日_記事番号:T00024912

外国人労働者の雇用上限、業種別5段階に拡大へ

 
 杜紫軍・経済部工業局長は26日、製造業への外国人労働者の受け入れ枠を総量では維持した上で、従業員に占める外国人労働者の雇用上限を業種ごとにこれまでの3段階から5段階へと拡大する方向で、行政院労工委員会(労委会)と協議を進めていることを明らかにした。27日付工商時報が伝えた。

 新たな分類基準では、外国人労働者の雇用上限が、これまでの「全従業員の15%、18%、20%」という3段階から、「労工保険加入者数の10%、15%、20%、25%、35%」の5段階へと拡大される。これにより、染料加工、ゴム・プラスチック業、機械などの業種では、雇用枠が拡大する見通しだ。一方、電子業の雇用上限は現在の15%から10%に引き下げられる。

 今回の見直しは、「きつい、危険、汚い」といういわゆる「3K職場」で外国人労働者の雇用を従業員全体の35%まで認め、労働力不足を解消する狙いがある。新基準は労委会の承認を経た上で、9月にも発表される。