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中華航空出資の揚子江快運、損失20億元


ニュース 運輸 作成日:2007年9月6日_記事番号:T00002492

中華航空出資の揚子江快運、損失20億元


 中華航空(チャイナエアライン)が海運大手の陽明海運、万海航運と共同で出資した中国の貨物航空会社「揚子江快運航空」が、営業開始から1年で20億台湾元(約70億円)を超える損失を出していることが分かった。5日付聯合晩報が伝えた。

 中華航空の魏幸雄董事長は、「投資損失は世界的な航空輸送不況によるもので、中国に投資した外国航空会社は全て損失を出している。ただ、揚子江快運航空に投資した意味はあると考えており、今月にも黒字転換を見込んでいる」と述べた。

 中華航空と海運2社は2004年、揚子江快運航空に25億元を出資した。このうち、中華航空の出資額は12億元だ。営業開始から1年で出資分がほぼ消え去ったことになる。社内では揚子江快運航空への出資計画を主導した魏董事長に対する責任論も浮上しているという。