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アクベルの燃料電池発電機、グーグルなどから大型受注


ニュース その他製造 作成日:2010年8月27日_記事番号:T00024921

アクベルの燃料電池発電機、グーグルなどから大型受注

 
 新エネルギー、クラウドコンピューティング分野などへの参入を進める金仁宝集団傘下の電源メーカー、康舒科技(アクベル・ポリテック)は26日、米燃料電池ブルーム・エナジー社と共同開発した可動式燃料電池発電機を発表した。同製品は既にグーグルやフェイスブック、イーベイといったインターネットサービス大手から10億台湾元(約26億円)を超える受注を獲得しており、9月から出荷を開始する予定だ。27日付工商時報が伝えた。

 工商時報によると、新製品のうちアクベルが担当しているのは機械室と電源部分。発電機は1セットが大型車1台分の駐車スペースほどの大きさで、重さは4.5トン、高さは2メートル。内部には20個余りの電源供給器が含まれる。

 アクベルによると、同製品は機密保持に厳重を期すためにブルーム・エナジー社が中国での生産を禁じている。このため台北県の淡水工場を拡充し、生産に取り組む。

 2社はまた、同製品の次世代製品の設計を進めており、提携関係は長期にわたる見込みだ。