ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中鋼が初の中国生産拠点、華新麗華と提携で【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年8月27日_記事番号:T00024927

中鋼が初の中国生産拠点、華新麗華と提携で【表】

 
 中国鋼鉄(CSC)は銅線材・電線ケーブル大手、華新麗華(WALSIN)と提携し、特殊ステンレス鋼、チタン合金、ニッケル合金などの高級鋼材で、アジア市場、世界市場を開拓していく考えだ。まずは中国・江蘇省の常州新衆精密合金鍛材の株式を中鋼が70%(3,052万米ドル)、華新麗華が30%取得して買収する計画で、既に建設中の工場が予定通り来年6月に完成すれば、中鋼は初めて中国に生産拠点を持つことになる。27日付工商時報が伝えた。
 
T000249271

 
 中鋼は常州新衆精密合金鍛材への出資計画について、経済部投資審議委員会(投審会)の認可を経た上で開始する。初期段階では、チタン合金やニッケル合金、金型用鋼や特殊ステンレス鋼などの製品を各年産2,000~1万トン生産する計画だ。

 鄒若齊・中鋼董事長は、就任時に特殊ステンレス鋼など1トン当たり800~900米ドル以上の高級鋼材を開発していく方針を示しており、高価格で競争力の高い製品事業への投資を拡大する考えだ。