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奇美電・中華映管20%減産実施か


ニュース 電子 作成日:2010年8月27日_記事番号:T00024935

奇美電・中華映管20%減産実施か

 
 27日付電子時報によると、液晶パネル業界でIT(情報技術)製品向けの需要減による低調な市況が伝えられる中、先ごろ「第3四半期の稼働率を90~93%に引き下げる」と表明した友達光電(AUO)に続き、奇美電子(チーメイ・イノルックス)と中華映管(CPT)も20%の減産を実施し、既に設備稼働率を70~80%にまで落としているとの観測が出ている。また生産ラインでは、残業の抑制、休暇の増加措置も行っているもようだ。

 これについて中華映管の林盛昌総経理は、「市場動向に応じた生産ラインの調整を行っているが、減産幅についてはコメントできない」と語った。奇美電も「業績説明会前なので稼働率は公表できない」と答えている。

 観測によると、奇美電では第6および7.5世代工場、中華映管では6世代工場を中心に減産を行っているもようだ。

 また市場では26日、パネルメーカーが無給休暇を実施するとの観測が伝えられたが、林・中華映管総経理は強く否定した。