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ウィンテック、セイコーエプソンと特許相互授権【表】


ニュース 電子 作成日:2010年8月27日_記事番号:T00024937

ウィンテック、セイコーエプソンと特許相互授権【表】

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)は26日、セイコーエプソンと液晶パネル関連特許の相互授権契約を結んだと発表した。27日付経済日報が伝えた。
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 ウィンテックの黄顕雄董事長は、「液晶パネルの製造技術に関する特許は、大半が技術を先行開発した日本企業に握られている。日本企業はそれぞれが独自の特許を保有しており、特許侵害で互いを訴えることはないが、台湾メーカーの場合は、日本企業と授権契約を結び、生産量によって権利金を収めることが必要になる」と説明した。

 工業技術研究院(工研院)ディスプレイ研究部の頼彦中副経理は、「セイコーエプソンは携帯電話端末向け液晶パネル生産量で日本で上位2社に入り、小型パネルの回路設計や極薄ガラス技術などで優れている。小型パネルを主力とするウィンテックの経営発展モデルからみて、戦略的にセイコーエプソンとの特許授権契約は必要なものだ」と分析した。