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台北市店舗物件の平均成約額、坪100万元超え【表】


ニュース 建設 作成日:2010年8月30日_記事番号:T00024951

台北市店舗物件の平均成約額、坪100万元超え【表】

 
 不動産仲介、永慶房屋の統計によると、今年1月~8月26日に取引が成立した台北市の店舗物件は、1坪当たりの平均価格が前年同期比13.7%上昇の104万2,000台湾元(約280万円)となり、初めて100万元を突破した。成約件数も前年同期比で4割近く増え、特に6,000万元以上の物件の成約件数は2.1倍と大幅に増加した。28日付工商時報が伝えた。
 
T000249511

 
 なお、同時期のオフィスビルの成約状況は件数が前年同期比21.0%増、1坪当たりの価格は同11.6%上昇の48万1,000元だった。

 中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)調印による経済効果への期待感が、商用不動産取引の活況に結びついたとみられる。米系不動産コンサルタントのジョーンズ・ラング・ラサール(JLL、仲量聯行)は、ECFAの発効後には、この活況がハイテク産業向け工場・オフィス物件や物流園区などにも広がるとの予測を示した。