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イートン中間決算、子会社評価損で大幅赤字


ニュース その他製造 作成日:2010年8月30日_記事番号:T00024952

イートン中間決算、子会社評価損で大幅赤字

 
 太陽電池大手、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)が28日発表した2010年6月中間決算は、米国の投資先で資産の評価損を多額に計上したことから、最終損益は30億1,100万台湾元(約81億円)の赤字となり、赤字幅が拡大した。1株当たり純損失は12.65元で、これまでに台湾株式市場で中間決算を発表した上場企業で最悪となった。30日付経済日報が伝えた。

 イートンが米国で出資するグロリア・ソーラー・インターナショナル・ホールディングス(GIH)、アデマ・テクノロジーは前期に続き多額の資産評価損を計上した。09年12月期の23億4,000万元の赤字と合計すると、赤字規模は資本金の2.5倍に達した。

 イートンは太陽電池業界が好業績を発表する中、本業の粗利益率も6.48%にとどまり、業界平均の15%に大きく及ばなかった。同社株価は2006年に1,205元の最高値を付けたが、27日の終値は49元で、24分の1にまで暴落した。