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JVCブランドの液晶ディスプレイ、アムトランにライセンス供与【表】


ニュース 家電 作成日:2010年8月30日_記事番号:T00024958

JVCブランドの液晶ディスプレイ、アムトランにライセンス供与【表】

 
 JVC・ケンウッド・ホールディングスは27日、傘下の事業会社、日本ビクターが展開するグローバルブランド「JVC」の液晶ディスプレイ事業について、米ビジオ向けに液晶テレビを生産する瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と戦略提携を結ぶことで基本合意に達したと発表した。今後ビクターがブランドライセンスを供与し、アムトランが液晶テレビと液晶モニターの、同ブランドディスプレイ製品の生産、販売を主導していく。28日付経済日報などが報じた。
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 両社は今後、正式契約に向けた協議に入るとしているが、まず北米市場をターゲットとし、早ければ来年初めにも製品出荷を開始したい考えだ。JVC・ケンウッドは、アムトランと戦略提携を結ぶことで、今後3年内に北米ディスプレイ市場で年間100万台を販売し、トップブランドに成長することを目指す。また、アジアなどの地域にも提携による事業展開を拡大することも視野に入れている。

 アムトランの呉春福総経理は27日、「計画の詳細は今後、双方で検討を進める」としつつ、「まず、オーディオ専門店などの販路でミドル・ハイエンド液晶テレビの販売を計画している」と語り、コストコやウォルマート・ストアーズなど量販店を主な販路とするビジオと差別化を図る考えを示した。