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台湾大哥大と中国ZTE、低価格スマートフォンで提携【表】


ニュース 電子 作成日:2010年8月30日_記事番号:T00024964

台湾大哥大と中国ZTE、低価格スマートフォンで提携【表】

 
 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は近く、台湾市場向けに独自ブランドの低価格スマートフォン「T2」を投入する。同機種は中国の中興通訊(ZTE)に生産を委託し、価格を業界最低の約6,000台湾元(約1万6,000)に抑える。ZTEとの提携は、31日にも正式発表される。30日付工商時報が伝えた。
 
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 業界筋によると、T2は基本ソフト(OS)にアンドロイド2.1を採用し、2.8インチタッチパネル、320万画素デジタルカメラなどを備えている。

 台湾の携帯電話キャリアと中国の携帯電話メーカーの直接提携は、中華電信と華為技術のアンドロイド携帯に続く動きとなる。台湾大哥大は今年3月、独自ブランドのスマートフォン「T1」を広達電脳(クアンタ・コンピュータ)との提携で発売している。T2は価格をT1より約3,000元安く設定する。

 ZTEはこれまで欧州市場を中心にスマートフォン市場を攻略しているが、今回の提携で初めて台湾の携帯電話3大キャリアの一角に食い込む。