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中台直航便の増便分、深夜・未明の運航を回避へ


ニュース 運輸 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024971

中台直航便の増便分、深夜・未明の運航を回避へ

 
 中国の民用航空局の関係者は30日までに、中台の直行航空便の増便交渉が基本合意に達したことを明らかにした。中台直行便をめぐってはこれまで、中国側が深夜、未明の時間帯に限って増便を認めるケースが多く、台湾側が反発していたが、今回の増便分に関しては、中国側の善処で不便な時間帯の運航は一部回避できる見通しとなった。31日付聯合報が伝えた。

 今回の交渉では、北京、深圳への各週4便の増便が決まった。北京首都国際空港を例に取ると、中華航空(チャイナエアライン)は当初午前0時北京発、午前3時20分桃園着のスケジュールを見込んでいたが、中国側が譲歩し、午後7~8時台に北京を出発できる見通しとなった。北京、深圳への増便枠は、中華航空と長栄航空(エバー航空)に路線ごとに各週2便が割り当てられる。

 福建省方面への増便枠については、台湾側が福州、アモイへの便を少なくとも週20便増便することに同意した。