ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

和泰の上半期税引前利益、同期最高の37億元【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024982

和泰の上半期税引前利益、同期最高の37億元【表】

 
 トヨタの台湾総代理、和泰汽車の上半期売上高は427億900万台湾元、税引前利益は37億4,900万元(約99億円)だった。税引前利益は同期の過去最高を記録した。トヨタのリコール(回収・無償修理)問題の影響を多少受けたものの、本業利益が19億8,100万元に上ったほか、トヨタ車を製造する国瑞汽車や中国事業などへの投資収益も貢献した。31日付工商時報が報じた。
T000249821

 
 自動車メーカー各社は、貨物税(物品税)減免措置が昨年末で打ち切られたため、年初段階では通年の販売台数見通しを前年比10%減と悲観していた。しかし、今年上半期は景気回復、株式相場の上昇に伴って消費者の購買意欲が回復し、新車登録台数は前年同期比22.5%増加した。

 三菱車を生産・販売する中華汽車工業(チャイナ・モーター)は、上半期売上高が158億1,100万元、税引前利益は10億5,600万元だった。毎月の生産・販売台数4,000台以上を維持し、損益分岐点を上回った。このほか、▽裕隆汽車製造、上半期売上高141億6,600万元・税引前利益25億8,200万元▽裕隆日産汽車、上半期売上高139億500万元・税引前利益18億8,900万元──で、裕隆グループの3社合計では税引前利益が55億2,700万元と、前年同期の4倍に成長した。