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通信大手5社、NCC新主任委員に懸案陳情


ニュース 電子 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024983

通信大手5社、NCC新主任委員に懸案陳情

 
 台湾通信大手5社の経営陣約10人は30日、国家通訊伝播委員会(NCC)の主任委員に就任した蘇蘅氏を表敬訪問し、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の第2次アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)リストに通信と関連付加価値サービスを含めることなど、業界の懸案事項を陳情した。31日付工商時報が伝えた。

 表敬訪問したのは、中華電信、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)、威宝電信(ビボテレコム)の5社の経営陣。

 経営陣らはまた、中国の華為技術、中興通訊(ZTE)が生産する基地局など通信設備のセキュリティー認証審査を急ぎ、各社の通信ネットワーク更新に影響が出ないよう配慮を求めた。

 このほか、通信料金の値上げを物価上昇の範囲でしか認めないとする通称「X値政策」の実施で、通信各社の売上高や利益が減少していることを踏まえ、各社はX値政策の廃止を申し入れた。