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環球セメント、超薄型荷物重量測定器を12月量産


ニュース 電子 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024984

環球セメント、超薄型荷物重量測定器を12月量産

 
 環球水泥(環球セメント)は30日、台北県中和市で、フレキシブル圧力センサーを用いた超薄型の荷物重量測定器を生産する面積250坪の工場棟を購入した。投資額は約7,000万台湾元(約1億8,500万円)で、今年12月から量産を開始する。初期の月産能力は100万枚、単月売上高は5,000万元、初年度売上高は6億~7億元を目指す。31日付工商時報が伝えた。

 超薄型の荷物重量測定器は、電子産業への参入を目指す同社が、工業技術研究院(工研院)よりフレキシブル圧力センサーの技術移転を受けて、和碩聯合科技(ペガトロン)と共同開発した新製品。旅行用スーツケースのハンドル部分に添えて持ち上げると重量を計測でき、空港のチェックイン前に重量オーバーかどうかを確認できる。感知面積が広く折り曲げ可能なフレキシブル圧力センサーを使用することにより、小型化・軽量化を実現、旅行者の携帯にも便利だ。

 環球セメントの侯智元副総経理は、同技術を所有する企業は同社を含めて現在世界で2社のみだと強調。既に台湾、海外のスーツケースメーカーとの提携が決まっていることを明らかにした。