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シネックスの上半期純利益、前年比28%増


ニュース 電子 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024985

シネックスの上半期純利益、前年比28%増

 
 IT(情報技術)機器販売大手の聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)が30日発表した上半期連結売上高は前年同期比29%増の1,267億台湾元(約3,340億円)、純利益は同28%増の24億9,000万元だった。31日付工商時報などが伝えた。

 上半期の製品別売上高では、通信製品が前年同期比51%増の213億元だった。中国市場でのスマートフォン需要の高まりによるもので、同社は、中国で通信製品の単月売上高が、6月以降、毎月過去最高を更新していると説明した。下半期は30%以上の成長を予想している。

 IT製品は、前年同期比16%増の831億元となった。中国での国慶節(建国記念日)連休需要や新学期シーズンの販促活動により、証券会社は第3四半期は2けた成長の維持が可能とみている。

 半導体製品は222億元で前年同期比78%の成長となった。ただ、第3四半期に入り売上高全体に占める割合が低下している。8月は7月の17%を下回る見通しだ。

 なお、同社第2四半期の売上高は前期比2.88%増、前年同期比約3割増の642億元、純利益は前期比約1%増、前年同期比5%増の12億4,000万元だった。