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HPの台湾R&Dセンター、全世界対象に格上げへ


ニュース 電子 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024986

HPの台湾R&Dセンター、全世界対象に格上げへ

 
 31日付工商時報によると、ヒューレット・パッカード(HP)は10月にも、米国カリフォルニア州の大型研究開発(R&D)拠点を台湾に移す計画だ。これにより、設計から製造の研究開発までを台湾で手掛け、対象をアジア・太平洋エリアから全世界へ広げることになる。

 経済部は先週、HPのR&Dセンター拡張計画を承認したもようだ。HPは今後3年で36億台湾元(約95億円)を投じ、経済部が一部補助するとみられる。

 関係者によると、HPの台湾R&Dセンターは現在1,000人規模だが、米国から上級エンジニア68人を招くほか、3年以内に1,600~2,000人(台湾現地採用8割以上)を新たに雇用する。人員増加に対応するため、近く台北市南港区の南港軟体工業園区(南港ソフトウエアパーク)に移転する計画だ。

 台湾R&Dセンターは格上げ後、「コンピューティング・ハブ」と位置付けられ、次世代のノートパソコンなど最終製品のハードウエア設計、および一部調達、物流の機能を併せ持つ見通しだ。