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CANDO、生産能力をタッチパネルに集中


ニュース 電子 作成日:2010年8月31日_記事番号:T00024991

CANDO、生産能力をタッチパネルに集中

 
 友達光電(AUO)集団傘下のカラーフィルターメーカー、達虹科技(CANDO)は、需要が増大する投影型静電容量式タッチパネルに生産を集中するため、生産ラインの改造を行っている。このうち、6月から改造を進めた第4.5世代生産ラインは、既に試験生産を入っており、9月にもタッチパネルの量産を開始する。31日付電子時報が伝えた。

 これにより、同社のタッチパネル生産ラインは、従来の第3.5世代を含め2本となる。同社は新生産ラインの操業が順調に進み、顧客需要が増えれば、第4四半期にもフル稼働状態に達するとみている。タッチパネルの生産能力の20%は、顧客の新製品開発に対応して試験用に割り当てるため、商品生産に充てられる生産能力は全体の80%となる。カラーフィルターの生産ラインは第3.5世代の1本のみが存続する。

 同社によると、第3四半期時点では、カラーフィルターとタッチパネルの売り上げ比率はほぼ同じだが、第4四半期にはタッチパネルがカラーフィルターを上回る見通しだ。