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美少女「正妹」ブーム、関連商機800億元も


ニュース 社会 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00024999

美少女「正妹」ブーム、関連商機800億元も

 
 台湾では近年、「正妹」(台湾の中国語で美少女の意)が一大ブームを巻き起こし、マーケティングに不可欠の存在となっている。1日付聯合報によると、正妹ブームによる市場規模は少なくとも800億台湾元(約2,100億円)に上るとの試算もある。

 正妹ブームは、2005年に「正妹相簿」(美少女アルバム)を開設したブログサイトの「無名小站」が火付け役。当初は男性による投稿が多かったが、次第に女性が自分の写真を掲載するケースも増えた。そして、台湾最大の掲示板サイト「批踢踢(PTT)」でも美少女写真を交換し合うのが流行した。

 無名小站の李全興・社群(コミュニティー)資深経理は「正妹ブームはデジタルカメラとカメラ付き携帯の普及によるところが大きい。このようなブームになるとは、当初は予想できなかった」と話した。

 この結果、インターネットやメディアの世界では、「正妹」がマーケティングには欠かせない存在となっており、「正妹御用達」「正妹の撮影に最適」といったキャッチコピーがインターネット販売を中心に絶大な効果を上げているという。