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誠品書店が持ち株会社に移行、事業部門を分割【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025005

誠品書店が持ち株会社に移行、事業部門を分割【表】

 
 誠品書店(eslite Bookstore)は9月
1日から持ち株会社に移行し、事業部門を分割した。
 
T000250051

 
 1日付工商時報によると、書店を核とする複合商業施設「誠品商場」の経営や飲食店、旅行、不動産などの事業は全額出資子会社の「誠品生活」が担う。現在の資本金は4億1,000万台湾元(約10億7,000万円)だが、来年の株式上場までに増資も検討する。総経理には2代目経営者の呉旻潔氏が就任した。

 一方、書店本体、物流、メディア部門は持ち株会社傘下の事業群とし、将来的には書店はすべて誠品商場にテナントとして出店する形態とする方針だ。

 誠品生活は現在、台湾で松山たばこ工場跡で商業施設建設、西門町でのホテル開発計画などを進めているほか、中国でも蘇州、杭州、北京、上海での不動産開発を計画している。開発物件にはいずれも誠品書店の出店を見込む。

 誠品書店は香港への出店も計画しているが、賃貸料が高く、出店先の選定が難航しているという。