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台湾神隆・潤泰集団と米社、共同で後発バイオ医薬品市場開拓


ニュース 医薬 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025006

台湾神隆・潤泰集団と米社、共同で後発バイオ医薬品市場開拓

 
 統一集団傘下の台湾神隆(サイノファーム・タイワン)と潤泰集団(RUENTEX)は31日、米バイオ医薬メーカーのTanvex Biologicsに出資し、3社共同でバイオジェネリック医薬品(後発医薬品)市場の開拓を進めると発表した。出資比率など詳細は明らかにしなかったが、バイオシミラーおよびバイオベターと呼ばれる後発生物製剤をターゲットとするという。1日付蘋果日報が伝えた。

 低分子から高分子までの医薬品研究開発(R&D)能力とバイオジェネリック薬品に関する技術を抱える台湾神隆に対し、Tanvexは米食品医薬品局(FDA)による認証取得済みのタンパク質を利用したバイオ医薬品工場を保有しており、提携により臨床実験から生産までの期間を大幅に短縮することができるとみられる。

 台湾神隆の呉英英・公共事務処経理は、「当社の技術と、Tanvexの工場、潤泰の豊富な資金を結びつけることで、相互補完的な効果が期待できる」と提携事業への意欲を述べた。