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馬総統、国光石化への支持呼び掛け


ニュース 石油・化学 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025009

馬総統、国光石化への支持呼び掛け

 
 馬英九総統は31日、国光石化科技(KPTC)が彰化県大城郷に計画している大型石油化学プラントの環境影響評価が大詰めを迎えていることについて、「石油化学産業は川下の数十万人の生計にかかわる。台湾は石油化学産業を欠かすわけにはいかない」と述べ、事業推進への支持を訴えた。1日付中国時報が伝えた。

 馬総統は同紙のインタビューで、「当然市民全体による決定が必要だが、政府は科学的根拠を示し、石油化学産業発展の必要性を民衆に訴え、環境影響評価の通過を目指すべきだ。それが鍵となる」と強調した。

 これに関連し、施顔祥経済部長は、国光石化に対する環境影響評価は審査作業が急ピッチで進められており、結果は9月までに示されるとの見通しを示した上で、「経済部としては国光石化の必要性を社会に説明してきた。ただ、行政院環境保護署(環保署)のみが最終結論を下すことができる」と述べた。