ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025012
中華汽車工業(チャイナ・モーター)と米クライスラーは8月末で5年にわたる提携関係を終結させ、同時に両社合弁でクライスラー車を販売していた台湾克萊斯勒汽車銷售(台湾クライスラー)も業務を終了した。クライスラー本社は台湾での新たな代理業者を探すとしているが、新たな代理業者に引き継ぐまでは中華汽車がアフターサービスを継続して行う。1日付経済日報が伝えた。
台湾クライスラーは2006年設立で資本金4億5,000万台湾元(約11億8,000万円)、クライスラーが51%、中華汽車が49%を出資していた。5年間の販売台数は、中華汽車が受託生産したスポーツ多目的車(SUV)の「タウン&カントリー」が1,400台、輸入車600台と、計2,000台にとどまり、中華汽車は毎年損失を計上していた。今回の提携終了で、同社は下半期、投資事業の全面黒字化が達成できそうだ。
中華汽車の主管は、台湾クライスラーは設立2年目の07年に米クライスラーと独ダイムラーの提携終了に伴い、経営権がダイムラー・クライスラーからクライスラーに移転、また台湾自動車市場が空前の不況に見舞われるなど、時期的にも不運が重なったと語った。
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