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台湾液晶テレビ市場、上半期10%成長【図】


ニュース 家電 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025015

台湾液晶テレビ市場、上半期10%成長【図】

 
 1日付電子時報によると、今年上半期の台湾市場における液晶テレビの販売台数は約60万台で、前年同期比で約10%成長した。一方、平均販売価格は約7%下落した。
 
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 上半期の販売台数シェアで首位ブランドは「CHIMEI」の12.5%。しかし、前年同期の15.2%から2.7ポイント低下した。2位は「BenQ」の10.0%、3位は「ソニー」の9.9%だった。上位5位までの合計シェアも、前年同期の6割から5割強へと縮小した。業界筋によると、ソニーなど海外ブランドが値下げ競争を行った結果、市場シェアが分散したことが原因だ。

 下半期の販売見通しは、例年は上半期と下半期の比率が4対6となるところ、今年は上半期と同水準となるとみられている。来年の春節(旧正月、来年は2月上旬)休暇が比較的遅いため、企業の尾牙(忘年会)などの需要効果が薄いとみられるためだ。また、第3四半期の販売台数は、第2四半期から10%の小幅成長にとどまる見通しだ。