ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

家電の大同・サンポ・三洋、上半期利益が大幅成長


ニュース 家電 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025018

家電の大同・サンポ・三洋、上半期利益が大幅成長

 
 家電大手の大同(TATUNG)、声宝(サンポ)、台湾三洋電機は、上半期の本業利益が前年同期に比べ倍近い大幅な成長を見せた。業界関係者は、景気回復に伴い、液晶テレビの購買意欲が高まったためと分析した。1日付工商時報が報じた。

 大同の本業利益は、第1四半期こそ2,600万台湾元にすぎなかったが、上半期通期では1億200台湾元(約2億700万円)に膨らんだ。ただ、出資先の液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の46億7,900万元の赤字などが打撃となり、投資損失8億4,300万元を計上、税引前損失は7億1,100万元(昨年同期は同54億3,400万元)となった。

 サンポは、上半期売上高が前年同期比5.5%増の43億5,300万元、本業利益は1億3,500万元で同70.9%増の大幅成長だった。同社は、自社開発したインバーター搭載のエコ製品が消費者のニーズと合致したと指摘した。

 台湾三洋電機は、上半期売上高が同12.1%増の35億800万元、本業の利益は1億6,500万元に倍増した。