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中華映管4.5世代L1A工場、7割でタッチセンサー生産


ニュース 電子 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025022

中華映管4.5世代L1A工場、7割でタッチセンサー生産

 
 液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)はこのほど、龍潭工場(桃園県龍潭郷)の第4.5世代工場(L1A)の生産能力のうち、約70%をTFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル生産からタッチパネル用タッチセンサーの生産に切り替えると表明した。これにより同社は下半期、タッチパネルの出荷量が単月200万枚から300万枚以上の規模に拡大すると見込む。1日付電子時報が報じた。

 中華映管は、世界的な液晶パネルの需要傾向は、モバイルタイプでタッチパネル型へと徐々に移行しており、中でもスマートフォンおよびタブレット型パソコンなどの製品向けの需要が強いと指摘。その上でタッチパネル産業は高利益率、高成長が期待でき、「IT(情報技術)製品や中小型パネルの生産に注力する当社にとって非常に大きな商機となる」と強調し、供給不足となっているタッチセンサー生産への切り替えを決めたとしている。

 また同社は、タブレットPCは無限の商機が見込めると好感しており、6世代工場でもタッチパネル関連製品を生産することを検討している。